初恋に捧げる私の恋の歌
すごかった。綺麗で、鮮やかだった。
バイクの後を追いたくて、
勝手に足が前に進む。
徐々に早くなる足は直ぐにきつくなり
止まる。
大きく息を吸いながら消えた道路を眺める。
明日、ここにきたら
もっと大勢の人が走ってるのが見れる。
そう思うと
さっきまでの沈んだ気持ちが晴れていった。
冷たい空気をスって大きく吐き出す。
道路に背を向けると来た道をながめる。
家に帰ると鍵は空いたまま
電気もつけっぱなしで抜け殻だった。
置いてある寿司を手をつけずゴミ箱へ入れる。
リビングの電気を消すと廊下を抜け部屋へ行く
ベッドとパソコン、机、棚
そんだけしかない質素な部屋。
私はベッドに倒れこむと
通学バックに入れっぱなしだったスマホを開く。
そこには何通ものメールが届いている。
画面におるマスコットがメールの場所を
指さしている。
メールを開く。
メールにはそれぞれから
写真などが送られていている。
『いっしょに行こうね!』
というメッセージ付きで。
「行きたい。」
ポツリと呟いた言葉は誰にも拾われず、
自分の心を締め付ける。
その思いをかき消すようにスマホの画面を消す
話を聞くぐらいなら、そう思い目を閉じる。
バイクの後を追いたくて、
勝手に足が前に進む。
徐々に早くなる足は直ぐにきつくなり
止まる。
大きく息を吸いながら消えた道路を眺める。
明日、ここにきたら
もっと大勢の人が走ってるのが見れる。
そう思うと
さっきまでの沈んだ気持ちが晴れていった。
冷たい空気をスって大きく吐き出す。
道路に背を向けると来た道をながめる。
家に帰ると鍵は空いたまま
電気もつけっぱなしで抜け殻だった。
置いてある寿司を手をつけずゴミ箱へ入れる。
リビングの電気を消すと廊下を抜け部屋へ行く
ベッドとパソコン、机、棚
そんだけしかない質素な部屋。
私はベッドに倒れこむと
通学バックに入れっぱなしだったスマホを開く。
そこには何通ものメールが届いている。
画面におるマスコットがメールの場所を
指さしている。
メールを開く。
メールにはそれぞれから
写真などが送られていている。
『いっしょに行こうね!』
というメッセージ付きで。
「行きたい。」
ポツリと呟いた言葉は誰にも拾われず、
自分の心を締め付ける。
その思いをかき消すようにスマホの画面を消す
話を聞くぐらいなら、そう思い目を閉じる。