初恋に捧げる私の恋の歌
「おはよー」
「おはよ」
凛香が眠たそうに言ってくる。
「どうしたの?」
「昨日みんなで朝の4時まで騒いじゃった」
「4時って、寝たの?」
「まーったく!」
ははは!と笑いを飛ばす凛香は
とても楽しそうだ
しかし空元気なのか
凛香は本当に眠たそうに机にうつ伏せになる。
両横にいる香野葉と明麗紗も
机にうつ伏せになって死んでる。
「もう、寝る。絶対寝る」
明麗紗がそう宣言するが
「1時間目はリョウちんの授業だよ」
そう言った瞬間みんなが固まってしまった。
うん、ごめんね、帰れない。
キーンコーンカーンコーン
と音がなってリョウちんが入ってくる。
「おい、そこの屍3人組。
そんなに眠いなら廊下に立ってていいぞ」
「「「結構です!」」」
そう言って3人が一斉に飛び起きた。
流石リョウちん鮮やか。
キーンコーンカーンコーン
4時間目終了のチャイムが鳴る。
結局3人はリョウちんの授業が終わると
すぐに寝てしまった。
4限目が終わりお昼になったので
さすがに3人を起こす。
「あーやばい。まだ眠い」
「もう、お昼ご飯なしで寝たい」
「購買行くのめんどいよ〜」
三者三様の反応だ。
「でも、昨日はほんと楽しかった!てか、すごかった」
「うん、あれは凄いね」
「迫力がすごいよね」
「そんなに凄かったの?」
「うん!凄かったよ!
みんな運転技術が凄いの!
1番凄いのは特攻隊のリーダーらしいけど
女嫌いらしくて全然話せなかった。
でもね!みんなで優しかったんだよ!」
凛香が本当に嬉しそうに言ってくる。
「それでね、それでね!」
と続くのでずっと聞いていると
昨日の人が気になったが
なんとなく聴く気にはなれなかった。
「ねぇ、やっぱり愛生も来ない?」
「だからぁ〜凛香、無理に誘うなって」
「でも、楽しんだもん、
みんなで遊びたいんだもん。」
「それは分かるけど仕方ないでしょ、
男性恐怖症なんだから。」
「その克服のためにも!」
「凛香!
気持ちは分かるけど
あんなことがあった後じゃ克服しろってのが
難しいよ」
「そうだけど」
凛香がシュンと小さくなる。
そう、私は男性恐怖症なのだ。
別に話すのは少しだけ緊張するだけで
怖くはないけど触られるのがダメなのだ。
意識してないのに発作が起きてしまう。
それでも、昨日の光景を思い出す。
「凛香、私、行きたい」
「え?」
「昨日、母親が帰ってきてたんだ。
それで家を飛び出して街を歩いてたら
バイクが通りかかってね、
すごくカッコよかった。」
「本当?ほんと?
この後冗談でしたとかだったら許さないよ!」
「冗談は苦手だよ」
「やったぁ!!」
「本当に大丈夫?」
「あんなに渋ってたのに」
「少しは克服しないとなぁって」
「やったぁ、よかったぁ」
凛香も明麗紗も、香野葉も喜んでくれた。
後からきた先輩も驚いた顔をしたが
「何かあったらすぐに呼んでいいからな」
と言ってくれた。
「おはよ」
凛香が眠たそうに言ってくる。
「どうしたの?」
「昨日みんなで朝の4時まで騒いじゃった」
「4時って、寝たの?」
「まーったく!」
ははは!と笑いを飛ばす凛香は
とても楽しそうだ
しかし空元気なのか
凛香は本当に眠たそうに机にうつ伏せになる。
両横にいる香野葉と明麗紗も
机にうつ伏せになって死んでる。
「もう、寝る。絶対寝る」
明麗紗がそう宣言するが
「1時間目はリョウちんの授業だよ」
そう言った瞬間みんなが固まってしまった。
うん、ごめんね、帰れない。
キーンコーンカーンコーン
と音がなってリョウちんが入ってくる。
「おい、そこの屍3人組。
そんなに眠いなら廊下に立ってていいぞ」
「「「結構です!」」」
そう言って3人が一斉に飛び起きた。
流石リョウちん鮮やか。
キーンコーンカーンコーン
4時間目終了のチャイムが鳴る。
結局3人はリョウちんの授業が終わると
すぐに寝てしまった。
4限目が終わりお昼になったので
さすがに3人を起こす。
「あーやばい。まだ眠い」
「もう、お昼ご飯なしで寝たい」
「購買行くのめんどいよ〜」
三者三様の反応だ。
「でも、昨日はほんと楽しかった!てか、すごかった」
「うん、あれは凄いね」
「迫力がすごいよね」
「そんなに凄かったの?」
「うん!凄かったよ!
みんな運転技術が凄いの!
1番凄いのは特攻隊のリーダーらしいけど
女嫌いらしくて全然話せなかった。
でもね!みんなで優しかったんだよ!」
凛香が本当に嬉しそうに言ってくる。
「それでね、それでね!」
と続くのでずっと聞いていると
昨日の人が気になったが
なんとなく聴く気にはなれなかった。
「ねぇ、やっぱり愛生も来ない?」
「だからぁ〜凛香、無理に誘うなって」
「でも、楽しんだもん、
みんなで遊びたいんだもん。」
「それは分かるけど仕方ないでしょ、
男性恐怖症なんだから。」
「その克服のためにも!」
「凛香!
気持ちは分かるけど
あんなことがあった後じゃ克服しろってのが
難しいよ」
「そうだけど」
凛香がシュンと小さくなる。
そう、私は男性恐怖症なのだ。
別に話すのは少しだけ緊張するだけで
怖くはないけど触られるのがダメなのだ。
意識してないのに発作が起きてしまう。
それでも、昨日の光景を思い出す。
「凛香、私、行きたい」
「え?」
「昨日、母親が帰ってきてたんだ。
それで家を飛び出して街を歩いてたら
バイクが通りかかってね、
すごくカッコよかった。」
「本当?ほんと?
この後冗談でしたとかだったら許さないよ!」
「冗談は苦手だよ」
「やったぁ!!」
「本当に大丈夫?」
「あんなに渋ってたのに」
「少しは克服しないとなぁって」
「やったぁ、よかったぁ」
凛香も明麗紗も、香野葉も喜んでくれた。
後からきた先輩も驚いた顔をしたが
「何かあったらすぐに呼んでいいからな」
と言ってくれた。