自殺カタログ
そう言い、スマホに登録されている晃紀のアドレスを表示させた。
アンミたちが教室に居ない間、こっそり教えてくれたのだ。
「それならやっぱり本当の告白だね。よかった、これで芽衣には味方ができたんだ」
理央に言われてあたしは照れながら頷いた。
恥ずかしいけれど、初めての彼氏だってできたんだ。
こんな状況でもそれが嬉しかった。
「それで、登と涼太の事なんだけど」
あたしはひとつ咳払いをして話題を元に戻した。
「あぁ、そうだったよね。なんて返事をしたの?」
「望みを聞いてあげる。その代わりにサインをしてほしいって伝えたの」
自信満々にそう言うと、理央は目を丸くしてあたしを見た。
アンミたちが教室に居ない間、こっそり教えてくれたのだ。
「それならやっぱり本当の告白だね。よかった、これで芽衣には味方ができたんだ」
理央に言われてあたしは照れながら頷いた。
恥ずかしいけれど、初めての彼氏だってできたんだ。
こんな状況でもそれが嬉しかった。
「それで、登と涼太の事なんだけど」
あたしはひとつ咳払いをして話題を元に戻した。
「あぁ、そうだったよね。なんて返事をしたの?」
「望みを聞いてあげる。その代わりにサインをしてほしいって伝えたの」
自信満々にそう言うと、理央は目を丸くしてあたしを見た。