自殺カタログ
☆☆☆
ここまで月曜日が待ち遠しかったのは久しぶりの事だった。
早く学校へ行きたいと言う気持ちに背中を押されて、あたしはいつもより30分も早く家を出ていた。
校門を入ったところで後ろから理央に声をかけられた。
理央もあたしと同じで、気持ちが焦って早く来てしまったようだ。
理央はあたしがハガキを使っていない事を知っている。
『卑劣だね』
理央はそう言って電話口で笑ってくれた。
今のあたしにとってその言葉は褒め言葉のようなものだった。
どれだけあいつらにひどい復讐ができるか。
それだけが重要視されていた。
そして理央もきっと同じ気持ちなのだ。
じゃないとこんなに早く登校してこなかっただろう。
2人で仲良く教室へ入ると、登と涼太の2人が登校してきていた。
あたしと視線が合った瞬間、目をそらす。
その顔は青ざめている。
ここまで月曜日が待ち遠しかったのは久しぶりの事だった。
早く学校へ行きたいと言う気持ちに背中を押されて、あたしはいつもより30分も早く家を出ていた。
校門を入ったところで後ろから理央に声をかけられた。
理央もあたしと同じで、気持ちが焦って早く来てしまったようだ。
理央はあたしがハガキを使っていない事を知っている。
『卑劣だね』
理央はそう言って電話口で笑ってくれた。
今のあたしにとってその言葉は褒め言葉のようなものだった。
どれだけあいつらにひどい復讐ができるか。
それだけが重要視されていた。
そして理央もきっと同じ気持ちなのだ。
じゃないとこんなに早く登校してこなかっただろう。
2人で仲良く教室へ入ると、登と涼太の2人が登校してきていた。
あたしと視線が合った瞬間、目をそらす。
その顔は青ざめている。