自殺カタログ
☆☆☆
封鎖されていたのはプールだけで、教室には入ることができた。
まだなにが起こったのか知らされていない生徒たちは、教室の窓から外の様子を見守っている。
あたしと理央はいつものように他愛のない会話をしていた。
だけど視線だけは教室のドアを時々確認する。
アンミと龍輝が登校して来るのを待っているのだ。
あの2人が事態に気が付いた時どう動くか、それが見物だった。
ほどなくして2人と百花が登校してきた。
3人とも大きな声で「なんで警察がきてるの?」と騒いでいる。
その理由はすぐにわかる事になるよ。
嫌でもね。
あたしは心の中でそう答えた。
封鎖されていたのはプールだけで、教室には入ることができた。
まだなにが起こったのか知らされていない生徒たちは、教室の窓から外の様子を見守っている。
あたしと理央はいつものように他愛のない会話をしていた。
だけど視線だけは教室のドアを時々確認する。
アンミと龍輝が登校して来るのを待っているのだ。
あの2人が事態に気が付いた時どう動くか、それが見物だった。
ほどなくして2人と百花が登校してきた。
3人とも大きな声で「なんで警察がきてるの?」と騒いでいる。
その理由はすぐにわかる事になるよ。
嫌でもね。
あたしは心の中でそう答えた。