自殺カタログ
男の子と2人で帰るなんて初めての経験で、心臓はドキドキ言いっぱなしだ。
晃紀の会話は面白かった。
お菓子の話だけでなく、最近流行りの映画や音楽にもすごく詳しい。
龍輝と一緒にいる時にボクシングの雑誌を読んでいるから、ボクシングの面白さについても教えてくれた。
「ごめん、ボクシングの話なんかつまんぇよな」
ある程度話をした後、気が付いたように晃紀はそう言い、頭をかいた。
「ボクシングの話も面白いよ? 晃紀の話し方が上手だからかな? まるでその場でボクシングを観戦してる気分になる」
嘘じゃなかった。
本当に晃紀の話方は上手で、情景が浮かんでくるのだ。
「本当に?」
「うん。あたし、もっと聞きたいな」
あたしがそう言うと、晃紀は嬉しそうに頬を染めてボクシングの事をくわしく教えてくれたのだった。
晃紀の会話は面白かった。
お菓子の話だけでなく、最近流行りの映画や音楽にもすごく詳しい。
龍輝と一緒にいる時にボクシングの雑誌を読んでいるから、ボクシングの面白さについても教えてくれた。
「ごめん、ボクシングの話なんかつまんぇよな」
ある程度話をした後、気が付いたように晃紀はそう言い、頭をかいた。
「ボクシングの話も面白いよ? 晃紀の話し方が上手だからかな? まるでその場でボクシングを観戦してる気分になる」
嘘じゃなかった。
本当に晃紀の話方は上手で、情景が浮かんでくるのだ。
「本当に?」
「うん。あたし、もっと聞きたいな」
あたしがそう言うと、晃紀は嬉しそうに頬を染めてボクシングの事をくわしく教えてくれたのだった。