自殺カタログ
しかし百花はそれに気が付かずにサインをしていく。
わざと丸っこく描いたぶりっ子な文字が並んでいき、思わず顔がにやけていく。
「はい、書けたよ」
「ありがと」
あたしはノートを百花から奪い取った。
やった!
これで全員分の名前がそろった!!
今にも踊り出してしまいたくなるような気分だった。
あたしは自分の席に戻る前に振り向いた。
一瞬百花があたしを睨みつけているのが見えた。
けれどあたしが振り向いたことですぐに笑顔に戻った。
まぁ、どうでもいいけれど。
「図書委員の活動、ちゃんと自分でやれよ」
あたしは百花にそう命令すると、自分の席に戻ったのだった。
わざと丸っこく描いたぶりっ子な文字が並んでいき、思わず顔がにやけていく。
「はい、書けたよ」
「ありがと」
あたしはノートを百花から奪い取った。
やった!
これで全員分の名前がそろった!!
今にも踊り出してしまいたくなるような気分だった。
あたしは自分の席に戻る前に振り向いた。
一瞬百花があたしを睨みつけているのが見えた。
けれどあたしが振り向いたことですぐに笑顔に戻った。
まぁ、どうでもいいけれど。
「図書委員の活動、ちゃんと自分でやれよ」
あたしは百花にそう命令すると、自分の席に戻ったのだった。