自殺カタログ
もしかしたらこの世の生き物ではなかったのかもしれない。
「芽衣? どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
あたしは左右に首を振り、またカタログに視線を戻したのだった。
「芽衣? どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
あたしは左右に首を振り、またカタログに視線を戻したのだった。