アテナ魔法魔術学園
うんまー!
自分で作ったとはいえ、いい出来!
特に、ハンバーグは上出来!
うまうまー
ホクホクしながら、お弁当を食べていたから、アタシは気づいてなかった…
ヒョイと背後から、卵焼きをとられた
「美味しい、俺甘い卵焼き好きなんだよね」
ああん?
ふざけてんのか?
後ろを振り向くと、no.1さんがいた
いや、卵焼きドロボーだから、
"コイツ"扱いで十分だ、このヤロウ
「君、すごく美味しそうに食べるね?
お弁当もとても美味しそうだから、つい
ごめんね?
あ。隣いい?」
そう言ってコイツは、隣に座ってきた
アタシまだ何も喋ってないんだけど
他のも食べてもいい?とか言って、ハンバーグ食べやがった!
最後1コは残してたんだぞ!
「美味しい!このハンバーグすっごく美味しい!」
目をキラキラ輝かして言うコイツ
あったり前だ
丹精込めて、時間かけて作ったんだからな!
そして、アタシが半分食べ終わっていたお弁当が米粒1つ残さず、きれーにコイツに食べられていた