アテナ魔法魔術学園
「ふむ、そうか
残りの1つだが、魔方陣を調べたところ、問題はなかった」
えー
じゃあ、もうお手上げじゃん
「使い魔は必要不可欠なのですか?」
エラが質問した
それは確かにそうだと思う
使い魔を召喚しなければいけない理由はあるのだろうか?
「いや、使い魔はパートナーだからな
居たら心強いし、居なくても今までの生活と変わらないからな
個人の自由だが、使い魔を欲する魔法使いは多いからな
キミらの好きにすればいい
もし、使い魔を召喚したいのであれば、明日とは言えないが近いうちに再び使い魔の召喚をするか?
より高度な魔方陣でやるようにしよう
どうだ?」
「アタシはその件、降ろさせて下さい」
「了解した、クレイオスはどうする?」
「今すぐ決めなければならないですか?」
「いや、そんなことはないが、早めだと嬉しい」
「明日まで待って下さい」
「了解した
では、今日はこれで以上にする
困ったこと、悩み、質問があるなら来なさい」
「はい、失礼しました」
エラも俺に続いて言い、ライラ先生の部屋を後にした