アテナ魔法魔術学園

こ、コイツ…!



俺がフられたみたいじゃないか!





なんかムカつくと思っていると、


「クレイオスは友人と仲がいいんだねー?」

楽しげな声がした


「エラ!」


「やっほー、お取り込み中だったかもしれないけど、つい面白くて…

思わず声かけちゃった、ごめんね?」



「いやいや全然!購買行こーよ?」



「ちょいちょいちょい!俺っちはー?」


は?ギルも一緒に?



「いーよー!」


なんでおっけー出してんの!


「………」

ギルがイヤっていうわけではないけど……
エラと2人きりのランチが……



「はっははー、ズーンってしとるよ?
どうしたーん?」



「……」

どうした?じゃねーよ…

あ、ダメだ。思ったよりもショックなのかも


「??そういう気分なんやなー


あ、俺っちはギルバートっていうんや
ギルって呼んでーな

自分は?」



「エラって言うのー。よろしくね、ギル」



「おう!よろしゅうな!

エラちんって呼ばせてもらうわー


んで、エラちんとクレイオスはどーゆう仲なん?」



エラちんだと…!?
なんてフレンドリーな!あだ名をそんなナチュラルに!



「んー?友人かなー?

ランチを一緒に食べる約束してるの」
< 63 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop