アテナ魔法魔術学園
キャイキャイと仲良く話しをしている2人を見て、思うことは1つ
なんで仲良くなってるの!
ギルのフレンドリーな性格が羨ましい……!
と、ジェラシー。ちょっとだけ。ヤキモチ。
2人はそんな俺をよそに会話を続けている
「へー。んで、どこで食べるん?」
「屋上ー
今から購買で何か買ってくる予定なの」
「お!そりゃあ、良かったわ
俺っち、朝張り切りすぎて大量に弁当作っちゃたんや
やから食べる手伝ってくれーへん?」
んんん?雲行きが怪しくないでしょーか!イヤな予感
「え?いーの?」
「もちろんや!」
「じゃあ、遠慮なくー」
「おーよ!そうと決まれば、早速行こーや!」
「うん!
あり?クレイオス?屋上行くよ?」
コクコクと首を縦にふった
エラとギルは盛り上がってる
俺、邪魔ではないよね…?
エラと2人きりのランチはできない
でも、ギルのおかげでエラに弁当の件は延ばせたから、また会える
長い目で見たら、メリットあるし!
でもでも、これで終わりになったら?
ギルのせいで2人きりは叶わなくなっちゃうんだよね?
ギルの"おかげ"?ギルの"せい"?
どっちだ?