アテナ魔法魔術学園
でも、クレイオスに対しては読心術は使えなかった
今までも全員に対して使えていたわけではない。けど、そういう相手は経験豊富な手練れだったり、自分よりも強い人物だったり、いずれも自分よりも年上の魔法使いたちのだった
同じ世代の魔法使いたちの心は簡単に聴けるのに………
クレイオスは恐ろしい量の魔力を保有しているのにも関わらず、使い魔が召喚できない
魔法に統一性がなく、属性が分からない
容姿に属性の特徴がない
クレイオスは例外だらけで、チグハグ
それにエラちんもそうだ
エラちんはEクラスときいているのに、エラちんの知識量は半端ではない。何故筆記力でA判定ではないのかが謎なぐらいだ
エラちんは不思議で、クレイオスはチグハグ
クレイオスの魔力とエラちんの知力
2人は似ていないようで、とても似ている。
2人はよく分からない
だが、俺っちはそんなちーっぽけなことで悩むような男ではない!
クレイオスのこともエラちんのことも好きだ
側にいたい理由にそれだけあれば充分!