秘密の告白~おにいちゃん、あのね~
 なんとなく、異変は感じていた。


日に日に綺麗になっていく姿を横目に。



 それは多分……キミだけじゃなかった。



だから、その日を迎えることが、


僕には苦しかったのを覚えている。




 それは大切な人から告げられ、



「今日から、妹になるんだよ」



 そこには、切なくも苦しそうに笑う…









 ……―キミがいた。


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