ふたりぼっち
「義父さんと、義母さんの仕業だったのかも、しれないな」
俺は仏壇の前に正座し、手を合わせる。
(ありがとうございます。貴方達のお陰で、俺は彼女と前に進む決心がつきました)
「あー! アキ、自分だけさぼってる!! 」
背後から、愛しい声が聞こえて来た。
「あれ? なんで手を合わせてるの? 」
俺が外そうとしていたベランダの南京錠を外したハルが首を傾げながら、彼女もまた仏壇の前に正座する。
「ん。ちょっとな」
ハルは「私も手を合わせよっと」と言いながら、彼女も静かに手を合わせる。
「お父さん、お母さん……。アキとの結婚を許してくれて、ありがとう。彼となら、どんな困難も乗り越えていけそうです」
俺は仏壇の前に正座し、手を合わせる。
(ありがとうございます。貴方達のお陰で、俺は彼女と前に進む決心がつきました)
「あー! アキ、自分だけさぼってる!! 」
背後から、愛しい声が聞こえて来た。
「あれ? なんで手を合わせてるの? 」
俺が外そうとしていたベランダの南京錠を外したハルが首を傾げながら、彼女もまた仏壇の前に正座する。
「ん。ちょっとな」
ハルは「私も手を合わせよっと」と言いながら、彼女も静かに手を合わせる。
「お父さん、お母さん……。アキとの結婚を許してくれて、ありがとう。彼となら、どんな困難も乗り越えていけそうです」