ふたりぼっち
act.14 思い出のカレー
***
昼ご飯を食べ終えた後、彼女と共に夕飯の買い出しにスーパーへと向かう。
「明彦さんは何が食べたいですか? 」
「んー、カレーかな」
そう答えると、ハルは「カレーかぁ……」と唸る。
「カレーの具材は、お肉、人参、タマネギ、ジャガ芋に、あとそれと……」
「「焼いた油揚げ」」
声を揃えると、ハルは目を輝かせた。
「す、すごい!! 明彦さんの家も、カレーに焼いた油揚げをトッピングするんですか?!! 」
「いや、まぁ……」
(付き合ってた頃にハルが作ってくれたカレーで、油揚げのせカレーの存在を知ったんだけどな……)
心の中でそう呟きながら、感動しているハルに会話を合わせる。
「ほら、もうすぐ スーパーにつくぞ。しっかり美味しい手料理、作ってくれよな」
「はい、任せて下さいっ」
昼ご飯を食べ終えた後、彼女と共に夕飯の買い出しにスーパーへと向かう。
「明彦さんは何が食べたいですか? 」
「んー、カレーかな」
そう答えると、ハルは「カレーかぁ……」と唸る。
「カレーの具材は、お肉、人参、タマネギ、ジャガ芋に、あとそれと……」
「「焼いた油揚げ」」
声を揃えると、ハルは目を輝かせた。
「す、すごい!! 明彦さんの家も、カレーに焼いた油揚げをトッピングするんですか?!! 」
「いや、まぁ……」
(付き合ってた頃にハルが作ってくれたカレーで、油揚げのせカレーの存在を知ったんだけどな……)
心の中でそう呟きながら、感動しているハルに会話を合わせる。
「ほら、もうすぐ スーパーにつくぞ。しっかり美味しい手料理、作ってくれよな」
「はい、任せて下さいっ」