皆が俺の事勘違いしている…

「おまっ、はぁ…」

ありゃりゃ、蓮にはため息+呆れた目ですか

咲ちゃん泣いちゃうぞ

「…ていうのは冗談で、一条 咲だ。宜しく頼む。」

これでいいだろ?
ちゃんと自己紹介したし…
久しぶりにボケてみたのに何だこの仕打ち酷くない!?めっちゃ恥ずかしかったんだけど!


…おっと、キャラが壊れていたな。
戻そう。

「…っぶ。」

ん?誰だ噴き出したのは。

「ぶっはははははははは、真顔で何言うてんのっっ!!めっちゃおもろいんですけどっははははは!ッゴホッッゴホゴホしかも、何もなかったかのように普通に自己紹介しだすしッッハハ、ヒー腹痛てぇ!!」

なんだこの関西人。
笑いすぎて咳が出ているじゃないか
しまいには、お腹が痛いだと?
おかしな奴だな…

「大丈夫か?」

「ッハハハ、大丈夫や。心配してくれて堪忍な♪」

「大丈夫ならいい。」

なんだ、笑えば可愛い奴じゃないか。

「ッゴホン、じゃあ、改めて紹介するな。俺の幼馴染の咲だ。一応言っとくが、俺等よりも2つ上だからな」

一応って何だよ…
普通に言えばいいだろ?
まぁ、いいがな

「改めてよろしく頼む。」


「宜しゅうな〜!わいは五色 晃牙いいます。ここでは、幹部です〜!」

此奴の笑顔は変だな…

表向きは人懐っこそうな感じがするが、
裏は警戒心が強く何かを怖がっているような感じだ。

そういう奴を、懐かせるのも楽しそうだ…

「お前等もいつまでボーッとしてんだ。自己紹介しろ」

こいつらなんでボーッとしてたんだ…?

「…ッハ!あ、初めまして。私は四ノ宮 清です。ここでは、副総長をさせて貰っています。宜しくお願いします。」

んー、こいつは、真面目キャラだな。
だが、こいつからは人を安心させる雰囲気がある。
いいな、癒しキャラか。
今度一緒にお茶でも飲みたいものだ。

「…次は僕か!えっと、六見 圭って言います!幹部で、情報収集してます!よ、宜しくお願いしまふッ…舌噛んだ〜(泣」

…ドジっ子だな。可愛い←

だが、此奴の目の奥には暗い何かがあるな
だから表では元気でいて、裏では何かを我慢しているな…


「以上が今いるメンバーだ。どうだ!いいメンバーだろ」

「あぁ。よかったな、いいメンバーに恵まれて」

自信満々に言う蓮が可愛くて頭を撫でる

「ッうわ、やめろよ!撫でんな〜!!」

「仲いいんやな〜」

「そう見たいですね」

「蓮、照れてるぅ〜」


こいつ等の裏にいつか気づいてやれよ蓮。
こいつ等のもそれを待っている…





…ん?俺は教えないよ。
それじゃあ、面白くないだろ?(ニヤ
< 13 / 28 >

この作品をシェア

pagetop