ずっと。君だけを愛してる。
「仁香ぁ(笑)なにやってんのさ(笑)」
このケタケタ笑いながら近づいてきたのは私の親友、友海(ともみ)だ。
「しょ、しょうがないでしょ!!」
…あの変な髪の人たちがきになってたんだから。。。
「で!!仁香チャン??」
んん?
「な、何でしょう……??」
な、なに?!ドキドキ……
「あなた必死に何見てたの?」
あ、あはは
「な、なんかねぇー…」
「うんうん♪」
「外からさ、生徒指導の先生の声聞こえたでしょ?」
「え、そーなの?」
「あ、聞こえなかった?まぁ、聞こえたわけよ。それでね、窓の外みたらね髪が金の人と、黒の人と、赤と黒のひとがいたのよ。」
「えっ、それって授業中でしょ?」
「うん。さっきだよ。」
「それ、サボりじゃん。」
「ね〜」
「ってか何でこんないい高校きてサボるのかうちには分からないね。」
「そーいえばそうだね!」
「ってかさ、髪の色……」
バァンッッッッ!!!!!!!!!!
「きゃ?!」
「な、なに?!」
廊下からものすごく大きな音がした。
「仁香、行ってみよ……??」
「えっ、行かない方がいいよ!!」
周りの人たちを見ると、みんな何事かと廊下へぞろぞろ……。。。