朧咲夜ー番外篇ー【完】


「別に構わない。俺なんて憶えてないだろうし」


『………』
 

降渡と吹雪は何も言わないでおいた。


「ド派手な退場かましただろ、神宮。忘れろって方が無理だ」
 

流夜は、任期途中で警察に関わっていることと素の顔がばれている。


その際、吹雪と降渡も学校に来ている。
 

更に、咲桜の卒業式、公衆の面前でキスしてさらった犯人だ。


咲桜の方から友人たちへの説明がされているとはいえ、忘れられるわけがない。

< 147 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop