幾久しく、君を想って。
「謝るくらいなら俺を見て。他の誰も見ないで欲しい」
それが例え愛する子供でも嫌だ。
俺は君に一番近い男でありたいーー。
熱い告白をされ、その思いをぶつけるようかのようにキスをしてくる。
バレンタインデーの夜に受けたものよりも激しく濃密なキスに翻弄され始めた。
「真梨…っ」
唇を離しては名前を呼び続ける。
息も絶え絶えになる私の体から衣類を剥ぎ取り、彼の舌が這っていく。
「あっ……んっ……んんっ……」
こんな展開を待ち望んでなどいない。
けれど、体は本能的に彼のことを受け入れようとしている。
十年近くも誰ともしてこなかった行為を、ずっと心待ちにしていたかのようにーー。
乳房を掴んだ手が止まり、直ぐにでも吸い付きそうだった唇が離れていく。
意識が遠のきそうになっていた私はそれに気づき、息を弾ませたまま彼を見た……。
「この乳首に吸い付くのも俺だけにして。これから先、絶対に誰にもこの肌を拝ませては嫌だ。例えば君の大事な子供でも、俺にとってはライバルだから」
舌の先が擦るように触れていく。
ビクビクとなる私の反応を面白がるように、彼の舌は細く動く。
「これくらいで感じるようじゃ母親とは言えないよ」
可愛い過ぎる…と囁かれる。
自分が一人の女だということを意地悪く教え込まれていく。
それが例え愛する子供でも嫌だ。
俺は君に一番近い男でありたいーー。
熱い告白をされ、その思いをぶつけるようかのようにキスをしてくる。
バレンタインデーの夜に受けたものよりも激しく濃密なキスに翻弄され始めた。
「真梨…っ」
唇を離しては名前を呼び続ける。
息も絶え絶えになる私の体から衣類を剥ぎ取り、彼の舌が這っていく。
「あっ……んっ……んんっ……」
こんな展開を待ち望んでなどいない。
けれど、体は本能的に彼のことを受け入れようとしている。
十年近くも誰ともしてこなかった行為を、ずっと心待ちにしていたかのようにーー。
乳房を掴んだ手が止まり、直ぐにでも吸い付きそうだった唇が離れていく。
意識が遠のきそうになっていた私はそれに気づき、息を弾ませたまま彼を見た……。
「この乳首に吸い付くのも俺だけにして。これから先、絶対に誰にもこの肌を拝ませては嫌だ。例えば君の大事な子供でも、俺にとってはライバルだから」
舌の先が擦るように触れていく。
ビクビクとなる私の反応を面白がるように、彼の舌は細く動く。
「これくらいで感じるようじゃ母親とは言えないよ」
可愛い過ぎる…と囁かれる。
自分が一人の女だということを意地悪く教え込まれていく。