切手に想いを添えて
「葉子ちゃん、仕方ないじゃない。
ミッコちゃんはおばあちゃん子だったんだから。」
これまた本日何度目かの優しい声を掛けてくれたのは、言子姉ちゃん。
「だって、さっきから全然掃除してないんだもん!こんなんじゃ今日中に終わんないよ。」
「じゃあ、来週また皆で掃除しにくればいいじゃん。」
私が口を尖られば、葉子姉ちゃんの目が鋭くなる。
「私はミッコみたいに暇じゃないの。来週は部活の練習試合で引率しなくちゃいけないんだから。今日中に終んなかったらあんたがちんたらやってたせいなんだから、やるならあんただけでやりなさいよ。あんた時間だけはいっぱいあるんだから。就活だってやってないんでしょ? 」
マシンガンの様に繰り出してくる鋭い言葉全てが、胸の中心を確実に射ぬいてくる…
「今は、心の休息期間中ってやつで…」
「休むのはいいけど、実家にいるならお母さんに生活費くらい出しなさいよ。貯金くらいあんたでもあるでしょ。」
そして言い方がいちいちキツイ…
ミッコちゃんはおばあちゃん子だったんだから。」
これまた本日何度目かの優しい声を掛けてくれたのは、言子姉ちゃん。
「だって、さっきから全然掃除してないんだもん!こんなんじゃ今日中に終わんないよ。」
「じゃあ、来週また皆で掃除しにくればいいじゃん。」
私が口を尖られば、葉子姉ちゃんの目が鋭くなる。
「私はミッコみたいに暇じゃないの。来週は部活の練習試合で引率しなくちゃいけないんだから。今日中に終んなかったらあんたがちんたらやってたせいなんだから、やるならあんただけでやりなさいよ。あんた時間だけはいっぱいあるんだから。就活だってやってないんでしょ? 」
マシンガンの様に繰り出してくる鋭い言葉全てが、胸の中心を確実に射ぬいてくる…
「今は、心の休息期間中ってやつで…」
「休むのはいいけど、実家にいるならお母さんに生活費くらい出しなさいよ。貯金くらいあんたでもあるでしょ。」
そして言い方がいちいちキツイ…