切手に想いを添えて
おう、おう、おう、おう、そのケンカ買ってやろうじゃないか!
盛大な抗議も込めて、威嚇するようにイーっと歯を剥き出して無言で葉子姉ちゃんに挑むが…
「二人ともいい加減にしなさい。お茶が冷めるわ。」
静かに割って入った言子姉ちゃんの優しい、けれどその中に冷気を感じさせる冷たい声と、こちらを意味ありげに見つめるニコニコとした笑みが…
怖いほどの笑みが…私達を固まらせた…
「「 はい。」」
言子姉ちゃんは昔から食事の席でケンカをすることを良しとしない。
食事は楽しくしましょう。というのが彼女のもっとうだ。
それに反した者には容赦なく…
小学校の時、給食中にケンカし出した同じクラスの男子二人を瞬殺(実際には勿論殺してないけど…)した逸話が残っている。
それからの言子姉ちゃんのあだ名は『 裏番 』だ。
「まぁ、密子はいっぱい時間あるんだから、なんなら明日も来ればいいわよ。」
確かに、お母さんが言うようにここまで来るのにそう時間はかからないしね…
「そうそう、お母さん隣の竹野さん家にちょっと行ってくるわね。
戻って来るの遅くなると思うから、三人共切りのいいところで今日は帰りなさい。
あと、そこに置いてある箱ー」
お母さんが指差した先を見てみると、庭に面した日の当たる廊下に、色褪せた、昔は白かったであろう蓬屋の菓子箱が置いてあった。
「欲しい物あったら持ってって。
じゃあ、お母さん行ってくるから。」
そのままお母さんは出て行き、三人だけが残された。
「ミッコちゃんはやりたい事とかないの?」
持っていたカップを一旦テーブルに置き、言子姉ちゃんは何気なく聞いてくる。
だけどきっと、ずっと聞きたかったことなんだろうな~
やりたいことか…
盛大な抗議も込めて、威嚇するようにイーっと歯を剥き出して無言で葉子姉ちゃんに挑むが…
「二人ともいい加減にしなさい。お茶が冷めるわ。」
静かに割って入った言子姉ちゃんの優しい、けれどその中に冷気を感じさせる冷たい声と、こちらを意味ありげに見つめるニコニコとした笑みが…
怖いほどの笑みが…私達を固まらせた…
「「 はい。」」
言子姉ちゃんは昔から食事の席でケンカをすることを良しとしない。
食事は楽しくしましょう。というのが彼女のもっとうだ。
それに反した者には容赦なく…
小学校の時、給食中にケンカし出した同じクラスの男子二人を瞬殺(実際には勿論殺してないけど…)した逸話が残っている。
それからの言子姉ちゃんのあだ名は『 裏番 』だ。
「まぁ、密子はいっぱい時間あるんだから、なんなら明日も来ればいいわよ。」
確かに、お母さんが言うようにここまで来るのにそう時間はかからないしね…
「そうそう、お母さん隣の竹野さん家にちょっと行ってくるわね。
戻って来るの遅くなると思うから、三人共切りのいいところで今日は帰りなさい。
あと、そこに置いてある箱ー」
お母さんが指差した先を見てみると、庭に面した日の当たる廊下に、色褪せた、昔は白かったであろう蓬屋の菓子箱が置いてあった。
「欲しい物あったら持ってって。
じゃあ、お母さん行ってくるから。」
そのままお母さんは出て行き、三人だけが残された。
「ミッコちゃんはやりたい事とかないの?」
持っていたカップを一旦テーブルに置き、言子姉ちゃんは何気なく聞いてくる。
だけどきっと、ずっと聞きたかったことなんだろうな~
やりたいことか…