好きな人ができました。
「キラッ負けないよっおばさん!」
「「うおぉぉぉぉぉ!」」

こうしてさくらは、毎日戦闘モードなのだ。
「卵95円!?」

だが、さくらは見てしまったのだ。
そっと手を伸ばしこっちを見て
満面の笑みをこぼしラスト一個の卵を持っていく、
ヒョウ柄のおばあさんを...

「あっ.....あ"あ"....なぐなっちゃ"っだ.....(泣)」
「フフッ部下がきいたようねっ」
「おばさん.....」
「あげるわよっひとつ余分にもらっちゃったからっ。フンッ」
「おばさん.....」

こうして新たな友情が芽生えたのだった...


《こういう話じゃないよ!れーみん!(作の人です...えへっ)》

こうして、さくらは2時間の格闘でいろんなスーパーへいっては、買って...
そんな今日、さくらに運命が訪れるなんて思っても見なかったでしょうね。

「あっつーい。さすが夏...」
真夏のなか、さくらは、そっと袖で汗をふいた。
今日もまた、なぁんにもない日を過ごして
楽しいこともなく、作り笑いなんてして何でもない日を過ごすのかな...いや、
  過ごすんだ...

ピッピッ...
「あっ!バイトの時間だ!えっ?荷物どうしよ。えっあっとりあえずママチャリ...」
カチャカチャっ.....
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