信じて欲しくて
校内も不良校なのに意外と綺麗だった。


いや、そんな気がしただけかもしれない。


実際俺は、人と会うと不安になってしまって、


彩音に手を繋いでもらっていた。


だから、周りなんて見ている余裕、なかったんだ。


彩音「ねぇ、彩都。」


彩都「ん?何?彩音。」


彩音「理事長室ってこっちであってるよね?」
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