信じて欲しくて
彩音「えっと、ここは黒里高校の理事長室で、この人は、早野誠也。悪い人じゃないから。」


彩都「……わかった。」


彩都はまだ半信半疑なようだ。


その証拠に、少し俺のことを睨んでいる。


誠也「よろしくな、彩都。」


彩都「…ん。」


彩音「誠也ごめんね!まだ彩都信用できてないみたいなの。」


ごめん!と言って悲しそうな笑顔をする彩音。


誠也「お、おう。気にするな!」


そんな彩音を見て、胸が締め付けられるような気がした。
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