君へ
「えみっち?」
「ん?」
「今めっちゃぼーとしてたね」
「う、うん。」
複雑な気持ちのまま学校に着いた。
ここの扉をくぐるのは2回目。
ガラガラ.....
みっちゃんと、手をふって教室にはいった。
「えみっち来たぁ」
「?えみっち?わ、私?」
「大親友のみっちゃんのことおしえろよぉ~」
「おはよぉえみっち」
えみっち.....
私のこと?
嬉しい.....
「えみっち~早く座れよぉ~」
「なんだなんだぁー誠お前えみっち狙いかぁ~」
「誠ふーふー」
「誠まじ~うちつらー」
「で、誠くん。どうなんだ?」
なんであんなこと....
そんなわけあるわけないじゃん。
誠くん大変だなぁ~
「まぁな」
「「.....えぇぇえぇぇえぇぇ!」」
「.....え、え?」
みんな私と誠くんを見てる。
やだっ.....恥ずかしい。
自分でもわかる
顔が徐々に熱くなってく.....
きっと今ごろ顔真っ赤だよ.....
「でも、お似合いかもぉ~」
って1人の女の子がいったせいで.....
「それなっ」
「いいんじゃねぇえ~」
「ラブラブ~」
「「ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!」」
最悪だぁ
ラブラブコールが始まってしまった.....
今すぐ逃げ出したい。
「.....やだっ」
スタスタッ
タッタッタっタッタッタっタッタッタ.....
どうしよう.....
ドアから飛び出ちゃった.....
心配かけたかも?
.....どぉしよぉ
「(ずぅ~ん).....やだぁ~」
「ぅぅぉおおっびっくりしたぁ.....」
「渡辺せんぜい"(ズズズズっ)」
「おいっそんな鼻水流すなよ~何があったんだ?」
「そ、それは、いえなぁいよわーんわーーん(泣)」
「まぁいい。教室いくぞぉ~」
「まっぜ、ぜんぜいあ"どでいっっでぃ。ざんjしゃj×jsgdっbじshsn」
「田中ちょっと、黙ってろ。」
「あ"い。(ズズズズっ)」
こうして、おもぉい階段を上って教室に入る。
「えみっち」
「ごめんねえぇ」
「悪かあった!」
何てみんな謝るんだもん.....
許すに決まってんじゃん!
「うん。もういいの!」
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