君へ
覚えてる?
こんなことあったね。
でもそれが、実は私達のなかを深めるきっかけでもあったね。
感情難しいね。
でも1番君の言葉に驚いたよ。
それは.....ー。

そうして席に着いた。
「えみっち.....」
「誠くん.....」
ころっ.....
また紙だ.....
そっと開く。
《ごめんな。やだったよな。》
「.....(そんなことないのに.....)」
私、その紙のスペースにコメントを書いてわたした。
そこに書いた文字は....
文字は.....

「まじ!?おっしゃ」
「「!!.....」」
「おいっ誠どうした座れぇ」
「さーせん」
「「あはっはっはははっ!」」
「たくっえーと、で、ここをこうするとぉ.....」
私が書いた言葉は...
「えみっちマジ嬉しい~」
こんなに笑ってくれた。
こんなに笑ってくれたよ。嬉しい。とっても嬉しいよ。

《嫌じゃなかったよ嬉しかったよ。誠。》

あんなこと書いたから.....
誠....くん...
 
                      誠。
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