君へ
好きという感情
ねぇ誠?
驚いたんだよね。
最初。
こんなことになるなんてさ。
いきなりでワケわかんなかったの覚えてる。
なのに私、気になっちゃってさ.....バカだよね。

あれから1週間...

「ただいまぁ」
「お帰りなさい~」
「お帰り~明日休みだなっ」
「.....うん。」
タッタッタッタ.....
急いで2階にいく。

そしてポケットに手を入れる。
そこから小さいメモを取り出す。
「今日は2枚だ。」
.....。
私、帰ってきてこれを貼るのが大好きだった。
そう。

   誠くんからのメモ。

今日で7枚目

1枚目は、

《緊張したら、人って手に3回書いて食べろっ》

2枚目

《ごめんな。やだったよな。》《嫌じゃなかったよ嬉しかったよ。誠。》

3枚目

《お前俺のことそんなみんなよ。》《見てないもん!》《照れるww》

4枚目

《お前好きな人いんの?》《言うわけないじゃん!》《いるんだぁ~》

5枚目

《じゃあ、誠くん教えてよっ!》《あれ?結構前に言わなかった?その日はお前逃げ出したけどな》《え?》

6枚目

《えみっち~席替えしたくねぇ~》《なんで?》《わかるだろ?》

7枚目

《俺のこと忘れんなよ?》《どういうこと?》《いや。なんでもない。》
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