君へ
恋ってどういうこと?
保健室.....

「あちゃー.....派手にすったねぇ~」
「はい.....」
「何があったの?」
好きな人当てられて、焦ってつまずいて転びました。
何て口がさけても言えない
「走ってる間につまずいて.....」
「そぉ~ちょっと、いたいよ~しみるかもっ」
「いたっ.....」
一方廊下では.....
「えみっち何で転んだんだよ?」
「いやっ男子には言えない。特に誠には、言えない。」
「何で?なんで俺には言えないの?おいっ」
好きな人当てて、焦ってつまずいて転んだ。
なんて口がさけても言えない。

「とにかくぅえみっちは、恋して.....」
「みっちゃん」
「げっ」
「なに言おうとしたの?」
「なにもぉ~」
「みっちゃん!」
「えみっち顔怖いよ?」
「みっちゃぁぁん!!」
タッタッタ.....
「廊下走るな~!」
「せぇんせぇ~授業に遅れると思ったんですぅ~」
「こらっいいわけにならん!」
「まぁまぁ、熱くならないで。ね?ハゲせんせ。」
「「!.....」」
みっちゃんと、私二人で目をあわせて
いったなぁ~という顔になる。
「なんだと~」
「やべっいくぞっ」
「「うん!」」
タッタッタ
「いたっ.....」
傷が少し痛む。
後ろには先生が.....
足も遅いし.....
あぁぁぁ.....
みっちゃん早すぎ.....
「えみっち!ほらっ早く!」
誠くんが手をさしのべる。
私から.....
手を.....

握るんだ.....

ぎゅっ
「きゃぁ!」
「大丈夫?えみっち?」
誠くん足早いっ!
遅刻ギリギリで行ったあの入学式を思い出した。
今はみっちゃんじゃなくて.....
「誠くん.....」
「呼んだ?」
「/////な、なんもない!」
ダッダッダッダ!
照れすぎて気づいたら
誠くんより早く走ってて、みっちゃんに追い付いちゃった。
「え、え、えみっち?早くない?」
「///」
「えみっち?顔真っ赤だよ!?」
「まてぇい!」
「誠!」
「まてぇ~」
ガラガラっ
「「「はぁはlはぁは.....遅れてすいません!!」」」
「お、おぉ早く座れ。」
そして地獄の、休み時間.....
「お前らわかってんな?」
「はぁぁい。」
「田中!はぁぁぁいじゃねぇだろ!」
「みっちゃんせめないで!」
「なぁかぁむぅらぁ!」
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