溺愛妖狐ひろいました
・・・まだ19時過ぎ。
お店は開いてる。
とりあえず、着れる服探しに行かなくちゃ。
「ちょっと、もう一回買い物に出るから待ってて!」
「はぁ!?飯!」
「待ってて!食べなくても平気なんでしょ!」
ブー垂れた声を背中に聞きながら私は家を飛び出した。
ああいうのって、普通都合よく服を着ているもんじゃないの!?
ほら、漫画とかなら狐だったら着物とか!
裸ってなに!?
そんなところ、リアル追求しなくていいのに!
もう!
なんでこんな目に遭うの!?
もうお節介なんてしない!!!