奥様は整形美人!?
「あの人…上司の奥さんかな?」

その場を離れながら、美姫にコッソリ話しかけた。


美姫は、こちらをジッと見つめ

「そんなことは、私が気にすることだから」

とだけ言った。


そんな美姫の姿は
何だか別人に見えた。


もしかしたら、俺をからかう為に、誰かと替わったんじゃないか?

なんて疑いたくなる。


長い廊下を歩きながら
知らない人と歩いているような感覚を覚えた。


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