笑わなくなった妖精が笑うには。
「えっと、なんていう名前なの?」
名前聞かれた!これ、いずれ友達になるやつじゃん。
硬ーく答えよう、苗字だけね。
「私は藤倉。」
「藤倉?下の名前は?」
うっ、答えなきゃいけないか。
「瞳乃…藤倉瞳乃。」
「へえ、めずらしいね!あ、私は菱田茉夢(ひしだまゆ)」
…えっ、あれで「まゆ」って読むの?え、名前もまぶしい。
「そっか、よろしくね。菱田さん。」
「ええ、なんか硬い!まあいいや。よろしく!私は瞳乃ちゃんって呼ばせてもらうね。」
ふふ、と菱田さんは笑った。
あっ、もう着いたみたい、ここが1Bか。
席が重要!せめて菱田さんと離れた席が…
「瞳乃ちゃーん!席ここ!」
菱田さんは自分の後ろの席を指さす。
…そうじゃん!私バカじゃん!菱田さん前だよ!
あーあ、友達への第1歩を踏んじゃったみたい。
でも大人しそうな子だし、まあいいや。
名前聞かれた!これ、いずれ友達になるやつじゃん。
硬ーく答えよう、苗字だけね。
「私は藤倉。」
「藤倉?下の名前は?」
うっ、答えなきゃいけないか。
「瞳乃…藤倉瞳乃。」
「へえ、めずらしいね!あ、私は菱田茉夢(ひしだまゆ)」
…えっ、あれで「まゆ」って読むの?え、名前もまぶしい。
「そっか、よろしくね。菱田さん。」
「ええ、なんか硬い!まあいいや。よろしく!私は瞳乃ちゃんって呼ばせてもらうね。」
ふふ、と菱田さんは笑った。
あっ、もう着いたみたい、ここが1Bか。
席が重要!せめて菱田さんと離れた席が…
「瞳乃ちゃーん!席ここ!」
菱田さんは自分の後ろの席を指さす。
…そうじゃん!私バカじゃん!菱田さん前だよ!
あーあ、友達への第1歩を踏んじゃったみたい。
でも大人しそうな子だし、まあいいや。