明日も歌う あなたのために
新しい日々
【湊side】
『湊くん、おはようございます。良く眠れた?』
────佐原さ………花菜さんの声……?。
もう朝なのか……………。
「ミナ、ミナ」
────あれ、違う……。花菜さんの声じゃない…………。
重たい瞼を、ゆっくりと押し上げる。すると目の前に見覚えのある顔が。
「ミナ、大丈夫?」
「え…………母さん?」
模様の入った茶色い天井に、緑色のカーテンに揺れる、日光の光。
いつもより少しだけ柔らかい、枕。
────ああ、そっか………。
俺、週末に退院したんだっけ。
『湊くん、おはようございます。良く眠れた?』
────佐原さ………花菜さんの声……?。
もう朝なのか……………。
「ミナ、ミナ」
────あれ、違う……。花菜さんの声じゃない…………。
重たい瞼を、ゆっくりと押し上げる。すると目の前に見覚えのある顔が。
「ミナ、大丈夫?」
「え…………母さん?」
模様の入った茶色い天井に、緑色のカーテンに揺れる、日光の光。
いつもより少しだけ柔らかい、枕。
────ああ、そっか………。
俺、週末に退院したんだっけ。