多分、姫。



と言ってやりたいが……


『『『どこから参りましょうかww?』』』


女子生徒達の勢いに負けてしまっている(泣)。

《女》って怖ぇ……。


すでに俺の腕の右サイド左サイドには女の子達の腕が絡まっている。


『『『さぁさっ!!!
参りましょう!!!!!!!』』』


「ちょっ待っ―――」


―――グイッ。


宏喜『ごめんね~。
奏には俺達という先客いるんだよね。
な、一期?』


一期『うん♪
奏もまだ今日が転入初日だし、今日は慣れてる僕達2人と認の4人だけで回った方がいいと思うの。
ごめんねぇ……。』


『『『―――――!!!!!!!』』』


出た。
上目遣い+うるうる瞳。

やっぱ本家はすげぇな……(笑;)


『『『わ、わかりました/////
奏様!!!ごゆっくり我が院をお巡りください!!!!!』』』


「あ……ありがとう。」


一期パワー、恐るべし。





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