多分、姫。
++み と++
―――あら、認。
そんなことで泣くなんて。
―――弱いわねぇ~。
―――男とは言えないわね。
やめろ……。
―――本当に男の子ですかぁ~?
―――確かめよっか?
―――いいよー(笑)。
や……やめろっっ!!!!!!!!!!!!!
―――ガバッ。
「ハァ……ハァ……。」
右脇にはスヤスヤ眠る一期。
宏喜は今日は、自分の部屋で熟睡。
…夢……か。
またあの夢……。
最近めっきり見なくなったのに……。
―――あの女のせいだ。
あの女が家にいるから……。
いつまで俺は、こんな思いをしなければならないんだ……!!!
いつまで……
俺は、縛られたままなんだ?