多分、姫。



「“嘘”の笑顔なんてないよ~!!
僕、いつもちゃんと心から笑ってるよ?」


ととぼけて見せる。


奏『……まぁいい。
やろうよ、試合。』


どっちにしても“する”ってことだね。

じゃあ……


「待って。
僕が負けた時だけ“何か条件”があるのはおかしいよ。
奏チャンが負けた時も、僕の言うこと聞いてよ?」


奏『ああ、なんでもいいぜ。
何がお望みなんだ?』


「ふふ。
また試合が終わってから言うよ。」


“賭け”……だんだん楽しくなってきたよ♪



奏『そ。
じゃあ形式は“1on1”の3ポイント先取。
それでいいか?』


“1on1”……1対1で基本のバスケと同じようにゲームする。

3ポイントか……3回シュート決めればいいんだな……。


チョロイね♪♪


悪いけど。
勝たせてもらうよ、奏チャン?






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