多分、姫。



―――……。


『いや~、今回のパティシェコンテストに出展された作品も素晴らしかったですねぇ。
さすが、世界の千歳さんだっ!!!』


一期・父『いやいや、恐れ入ります。
これからも妻と共々頑張って行きますよ。』


『期待しています。
そういえば、娘さんもパリで成功されてるようですね!!!』


一期・母『えぇ。娘達も頑張っているようで。』


『本当に千歳ファミリーは凄いですな。

そこの末っ子さんももちろん、パティシェになられるんですよね?』


一期・父『あ……いや、一期は……。』


『千歳夫婦の子でもあり、千歳姉妹の弟でもある、そんな世界の千歳ファミリーの長男坊くんですしね。
さぞかし凄い才能の持ち主なのでしょう!!!

一期くん、期待しているよ!!!』


「……はい(ニコ)。」





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