多分、姫。
+09-time+ テストパニック!?
++かなで++
―――キーンコーンカーンコーン。
「ん~!やっと終わったぁ~!!
疲れた~~!!!」
一期『え?ずっと寝てただけなのに?』
「ゔっ。」
―――白熱した球技大会から数日後。
すっかり学院もいつもの元の姿に変わりつつあった。
一期と俺が出たバスケも
宏喜が出たダブルスチームのテニスも
認が大活躍したサッカーも
見事優勝わけだし、もっと勝利に浸ってもいいんじゃねぇの?って思う俺はやっぱ甘いのか、まだまだ俺の頭ん中は、球技大会のことばっか。
「それにしても、球技大会終わったら、何の行事もねぇよな?
なんかつまんねー。
後は静かに夏休み待つだけか……。」
と言いながら、伸びをする。
ん~~……ちょっと寝過ぎたかな?
宏喜『奏……もしかして忘れてる?』
「んあ?何が?」
認『お前、大事な行事忘れてんぞ。』
「へっ!!!!!?????
まだなんかあったっけっ(キラキラ)!!!??」
何気……じゃなくても、まつり大好き人間の俺。
俺としたことが……
まだなんか残ってたっけ!?