多分、姫。



認『まぁこの馬鹿のことは、一理あるんだけどな。

確かに主人公の光源氏は、《この世の人とは思えないほどの超美男子》と言われていたんだ。』


一期『まぁいろんな女の人に溺れて、最終的に幼い子にまで手ぇ出して結局自分の妻にしちゃったりしたり……』


「うわ~なんか最悪な奴だな。」


一期『でもね、これから話はいろいろ広がっていってぇ………』


「(ゴクッ…。)」


一期『……どう?
先が気になるでしょ?』


「えっ…!!続きは?!」


一期『続きは自分でこれを訳してみて(ニコ)?』


「えーーー!!!??」


一期に渡されたのは、訳されていない昔の言葉のままに書かれた源氏物語のプリント。


一期『続き、気になるでしょ?

こういうのはね、《古典》とか《昔の言葉》を使ってるとか、そういう堅い考えはなくして、ゲーム感覚で解けばいいんだよ♪』


「ゲーム感覚…?」


一期『そ♪
暗号解きゲーム……みたいにね?
ゲームみたいに楽しめて、物語もどんどん読めるし、おまけに実力もつく!!
一石三鳥でしょっww?』


なるほど……
それなら俺も出来るかも♪


「わかった、頑張ってみる!!
ありがと、一期っ(ニコ)♪」


一期『ーーーッ!!!(ちょっ…可愛すぎるだろ///)』


宏喜『……(はっはーんw)』





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