多分、姫。
宏喜『んじゃー俺は、英語系教えちゃおっかな~♪』
「宏喜が英語……。」
……なんか似合いすぎるんですけど(笑)。
宏喜『とりあえず、英語ってのは自然に楽しくしないと勉強する気にもあまりならないし、身につかないしね。
奏だって、机に向かって楽しくない英語の授業とか勉強だったから、嫌いになった……って言うか《苦手》って意識しちゃったんでしょ?』
「お、お察しの通りです。」
宏喜『ふふ♪でしょ?
だからっ!今から楽しく英語で会話してみましょー☆』
「………はぁっ!!?
いやいや、出来ねぇし!!!
喋れねぇし!!!
だから、勉強頼んでるんですけどっ!!?」
喋れねぇつってんのに、何故に英会話??
宏喜『だからね、自然に生活に溶けこませて楽しく会話すれば、絶対身につくから、ね?
Are you OK?』
あははは。話聞いてる、宏喜さん?
宏喜『...You are really lovely.
kanade are my lover?』
(……本当、君は可愛いよねぇ。
ねぇ奏、俺のこと好き?)
奏「は?!《Kanade》ってあたし?え、あ、なになに?
いぇーす?」
宏喜『Really!? I am loved!!』
(本当に!!?俺も大好きだよ!!!)
―――ギュッ。
「!!!!!????」