多分、姫。
――――――
―――……
認『ここにxを代入して……』
「あ、わかったっ!!!
これであってるだろっ!!!??」
認『あぁ、正解。』
「ぃやったーーー!!!!!
今の問題は中3レベルのだろっ!!!
ちょ、中1レベルからだいぶ上がったしっ!!!あたし、頑張っただろ!!!??」
―――あれから、数時間。
ずっと鬼カテキョ・認の数学漬け。
初めは問題を見ただけで嫌悪感ばかり抱いていたけど、ずっと認がついて根気強く教えてくれたおかげで、だんだんわかってきてし、数学の楽しさもわかってきた。
認『あぁ、よく頑張ったな(ニコ)。』
と優しく優しく微笑む。
ほらな。
なんやかんや言っても、認って優しいんだよな♪
認『でも、高1レベルじゃないんだからな。』
………前言撤回。
せっかく人が天に昇るぐらい喜んでるのに、瞬時に地獄に落としやがった……。
悪魔だコイツ。
地獄からの使者・ミト。
うん、ピッタ―――
認『でもまぁ…あともう少しだ。
……お前ならきっと出来るよ(ニコ)。』
「……お、おうっ!!!頑張るっ!!!」
認『あぁ、頑張れ(ニコ)』
やっぱイイ奴っ!!!←
滅多に笑わない鬼の認も微笑んでくれるし、なんかわかってきたら楽しくなってきたし、もっともっと頑張ろーとっ♪
(宏喜『なんかあれだな……』)
(一期『アメとムチ……だね(苦笑)』)
(宏喜『つーか俺ら、出番少なくね?』)
(認『……。(汗)』)