多分、姫。






さらさらのショートの黒髪。


クリクリの犬みたいなデカイ目。


それにセットで長い睫毛。


プクっと膨れた紅くて可愛い唇。




天使みたい―――……。



僕と認はあまりの美しさに見とれてしまった。


宏喜『って……。
お前、急に上から降ってきてどういう――。』


もちろん、彼女の下敷きとなって上に乗っかられてる宏喜も――。





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