多分、姫。
+05-time+ これから?
++こうき++
【倉田家・椿の間】
とりあえず、もう一度認んちに移動した俺達。
隣には認、一期。そして認の両親。
そして向かい合う様に、目の前に座る“奏”という子とその両親。
こんなにも人がいるのに誰も喋らない。
いや……“喋れない”んだろう。
何なんだ、この威圧感。
そんな威圧感漂う中、始めに重い口を開いたのは、
秀之『いやぁ……こんな騒ぎになってしまって、お手数をおかけして、本当に申し訳なかった。』
向こうの父親だった。