多分、姫。
・・
でも、あの親父は厄介だ。
健示『宏喜くん……!!!
本当にありがとう!!!!!
一期くん、頼むよっ!!!!』
とまた一期に頭を下げる。
一期『えっと~…う~ん……。
でも認が……』
―――ガバッ。
うぉ!!!いきなり顔上げるなよ(汗;)
健示『そういうのなら。』
あ…出た。
・
あの瞳はヤバイ。
健示『一期くんは…相変わらずバスケ好きだよね?』
一期『へ?あ、はい。好きですよ?
大好きです(ニコ)!!!』
健示『そういえばこの前から、○○の限定モデルのバッシュ(バスケシューズ)欲しがってたよねぇ?』
一期『は、はい。
でも限定モデルなんで、なかなか探してもなくて…。
ってなんでそんなこと知って……。』
健示『実は見つけちゃったんだよ、ほら。』
と言うと立ち上がり、部屋の押し入れ的な所から箱を取り出して、箱の中のバッシュを一期に渡す。