ただ愛されたいだけ
変わっていく母親
初めは朝からお酒を飲んでるなぁと思いながら学校に行ってた。

だんだん発言がおかしくなってきて、些細な事で怒るようになってた。

「あんたを生んだから私は不幸になった。なんであんたなんて生んだんだろう。」

ただ家で妹と遊んでただけだった。

急に母親が私に向かっていった言葉。

「7人の中でお前が一番悪魔にみえる。」

私は何をしたのかな?

色々考えてもわからなかったよ。

・拒食症で引きこもりの長女
・超絶反抗期で家裁まで行ったヤンキー長男
・何もしない根倉の次男
・少し反抗期に入り始めたヤンキー次女
・見た目真面目で、大好きだったお母さんのお手伝いをしながらも、次女の影響で少しおしゃれに目覚めだした私
・まだまだヤンチャ盛りの8歳下の妹
・小6の時に始めて知らされた脳性麻痺の施設にいる妹

私は自信があった。
兄妹のなかでも一番お母さんが大好きで一番お手伝いしてるって。

なのに、それからの母親は、私を名前で呼ばなくなった。
汚い物を見るような目で私をみるようになった。

頑張ったよ。
母親にまた好かれようと。
いい子でいようと。
でも人間限界はある。

高校入学とともに私も反抗期にはいった。
大好きだった母親を憎むようになった。
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