愛を込めて極北
 先日Facebookの経歴欄で目にしていた通り。


 平凡な大学生だった自分がある日、突如として遥かなる極北に興味を持つようになり。


 一発奮起して一度旅に出てみたら病みつきになり、ついにはサラリーマン生活に終止符を打ち、旅が本業になってしまっていた……と。


 趣味や興味を生業(なりわい)として生きていくことはとても幸せなことだけど、夢を維持するにもやはりお金が必要。


 趣味の延長線上でお金を稼いでいくことはとても大変なことなので、生半可な気持ちで仕事を辞めたりしたら後悔しかねない。


 事前にしっかり準備や計画することが大事であり、夢を持ち続けるためには常に努力を怠ってはいけない……などなど、夢は大切だけど安易な考えで勉強や仕事を放り出してはならないと警鐘も鳴らしていた。


 自身の活動は現時点では何とか成り立っているものの、成り立たせ続けるためにはかなりの無理も重ねているような印象を受けた。


 さすがに子供たちの前では、苦労話はあまりしなかったけれど。
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