仁と私のストーリー
一生忘れない2人だけの記念日…仁と私のストーリー⑧
私と仁の誕生日!
後5日… 。後4日…。
二人の誕生日までカウントダウン。
どうしよう…。
お金がない…。
当然の現状。
住まいも仕事もあるはずがなく、もちろんお金もない。
そして一緒に居るはずの娘もここには居ない。
児相(児童相談所)に預けてから2日後、緊急と判断し、裁判所の決定通知の内容は住居不定のため、行政勧告…。
南山寮施設に入所。
すごく申し訳ない決断。
けれどそうする術しか思い付かなかった。
娘にとってはわたしといる環境より行政にお願いする方が安心だと思う。
今年に入って住む家も仕事もお金も そして…
娘…。
全て失った。
私は下の娘だけではなく、親と同居が上手くいかずとっさに飛び出した家に上の娘を置いてきてしまった。
家を出る時に上の娘には尋ねた。
「もうお母さん、さっちゃん(娘がオバアちゃんを名前で呼んでいる)と生活するの無理やから出ていくからあんたも用意して」
『はっ?学校あるやん。無理っ💢いかん』
「お母さんが出ていくのにおれるわけないやろ?」
💢はやくっ!用意してっ💢」
『みすずはいきたくないって言ってるやん…』
私の勝手な行動に娘は泣きながら抵抗した。
私は出ていく事しか考えがなく娘が嫌がる態度をみて連れていくのをあきらめ、あっさり出ていった。
普通はそんな事できない。
私は最低だ。
4月28日… 。
ない… 。 ない…!
プレゼントを買うお金がない… 。
私は仁に少し早いプレゼントを貰っていた。
クロム・ハーツのピアス…。
これいくらすんの?!
プレゼントは値段ではないけど、仁の生活スタイルは現役である限り常に上級の生活を維持する。
だから安い服、安い車は使用しない。
ハードルがすでに高いから低くはできない。
どうしょう…。
誕生日を祝う価値なし…。
『良子は仕事してないし、収入がないで俺のプレゼントはええよ』
お金がないからプレゼントを買ってないと察した仁の言葉…。
「ごめんな。今日までは買えやんだけど絶対渡すから遅れて渡すから待って欲しい」
『無理せんでええよ…』
本当は欲しかったプレゼント。
お金さえあれば買っていたプレゼント。
何だか誕生日は苦しかった。
しこりを残したまま数日が過ぎた。
2日に1回のペースの喧嘩。
いつのまにか生活スタイルの一部になっているような疲れる喧嘩。
この日から私の苦しみが始まった。
『お前はどうせ俺の事なんかちっとも好きじゃないやないか?!💢』
「はっ?好きじゃないのに付き合ってんの?!💢」
「そんな奴どこ探してもおらんやろ?嫌いなら別れてるわ💢」
『誕生日のプレゼントもくれやんやないか?!💢』
『好きならくれるわ』
『俺から貰ってくくせにお前は買ってもくれへん』
何っ💢?! こいつっ💢?!
お金がないから買えないって分かってるくせに、ここで言える事がないからって挙げ足とるか?!💢
仁の言い方はホンマにきつい…。
憎くてたまらない相手に向かって言葉を吐く。
この言葉にぴったり当てはまる顔つきと暴言で私を責める…。
びどいわ…。
弱味握られてるみたいやん…。
プレゼント買えなかった理由知ってるやん…。
知ってて言うてるならもっときついで…。
この喧嘩の日から仁はプレゼントを渡すまで喧嘩の度に私を責める言葉を言い続けた。
後5日… 。後4日…。
二人の誕生日までカウントダウン。
どうしよう…。
お金がない…。
当然の現状。
住まいも仕事もあるはずがなく、もちろんお金もない。
そして一緒に居るはずの娘もここには居ない。
児相(児童相談所)に預けてから2日後、緊急と判断し、裁判所の決定通知の内容は住居不定のため、行政勧告…。
南山寮施設に入所。
すごく申し訳ない決断。
けれどそうする術しか思い付かなかった。
娘にとってはわたしといる環境より行政にお願いする方が安心だと思う。
今年に入って住む家も仕事もお金も そして…
娘…。
全て失った。
私は下の娘だけではなく、親と同居が上手くいかずとっさに飛び出した家に上の娘を置いてきてしまった。
家を出る時に上の娘には尋ねた。
「もうお母さん、さっちゃん(娘がオバアちゃんを名前で呼んでいる)と生活するの無理やから出ていくからあんたも用意して」
『はっ?学校あるやん。無理っ💢いかん』
「お母さんが出ていくのにおれるわけないやろ?」
💢はやくっ!用意してっ💢」
『みすずはいきたくないって言ってるやん…』
私の勝手な行動に娘は泣きながら抵抗した。
私は出ていく事しか考えがなく娘が嫌がる態度をみて連れていくのをあきらめ、あっさり出ていった。
普通はそんな事できない。
私は最低だ。
4月28日… 。
ない… 。 ない…!
プレゼントを買うお金がない… 。
私は仁に少し早いプレゼントを貰っていた。
クロム・ハーツのピアス…。
これいくらすんの?!
プレゼントは値段ではないけど、仁の生活スタイルは現役である限り常に上級の生活を維持する。
だから安い服、安い車は使用しない。
ハードルがすでに高いから低くはできない。
どうしょう…。
誕生日を祝う価値なし…。
『良子は仕事してないし、収入がないで俺のプレゼントはええよ』
お金がないからプレゼントを買ってないと察した仁の言葉…。
「ごめんな。今日までは買えやんだけど絶対渡すから遅れて渡すから待って欲しい」
『無理せんでええよ…』
本当は欲しかったプレゼント。
お金さえあれば買っていたプレゼント。
何だか誕生日は苦しかった。
しこりを残したまま数日が過ぎた。
2日に1回のペースの喧嘩。
いつのまにか生活スタイルの一部になっているような疲れる喧嘩。
この日から私の苦しみが始まった。
『お前はどうせ俺の事なんかちっとも好きじゃないやないか?!💢』
「はっ?好きじゃないのに付き合ってんの?!💢」
「そんな奴どこ探してもおらんやろ?嫌いなら別れてるわ💢」
『誕生日のプレゼントもくれやんやないか?!💢』
『好きならくれるわ』
『俺から貰ってくくせにお前は買ってもくれへん』
何っ💢?! こいつっ💢?!
お金がないから買えないって分かってるくせに、ここで言える事がないからって挙げ足とるか?!💢
仁の言い方はホンマにきつい…。
憎くてたまらない相手に向かって言葉を吐く。
この言葉にぴったり当てはまる顔つきと暴言で私を責める…。
びどいわ…。
弱味握られてるみたいやん…。
プレゼント買えなかった理由知ってるやん…。
知ってて言うてるならもっときついで…。
この喧嘩の日から仁はプレゼントを渡すまで喧嘩の度に私を責める言葉を言い続けた。