ようこそ!!青蘭高校へ!!
◆ 太輔・side ◆
ぽんぽん…
…
ぽんぽん…
何度も…
何度も…
「太輔君のせいじゃない… 」
優しい声で言ってくれる…
そのたびに涙が止めどなく零れ…
胸が苦しくなる…
苦しくて… 苦しくて…
…
「ねぇ、太輔君」
え… ?
…
「もう少し寝た方がいいと思うの」
寝る?
いっぱい寝たのに?
「いえ… これ以上は… 」
「だから、膝枕してあげるね」
…
へ?
ひ… 膝枕… ??
…
膝枕って… あの膝枕?
してもらったことはない… けど…
「ほら、ちょっとあげるわよ」
「え… っ!?」
ぽふっ…
…
うわっ…
や…
柔らかい…
「おばちゃんの膝枕じゃ嫌かもしれないけどね… ふふっ… 」
そんなことは…
…
…
ああ… なんてあったかいんだろう…
耳からじんわり温かい… 同時に背中も優しくさすってくれて…
…
こんなの今まで知らない温かさ…
…
「ふふっ… 男の子もいいわね… 」
お母さんの優しい声…
安堵感に包まれて… 感じてはいけない幸せを感じてしまう。
「眠くなります… 」
…
瞼が重い…
「寝なさい… 」
本当に…
気持ちが良い…
お母さんの膝枕。
初めての膝枕。
…
ぽんぽん…
ぽんぽん…
「… 明日、病院 行くわね?」
病院…
…
「… はい」
…
行きます…
俺は、素直に返事をした。
ぽんぽん…
ぽんぽん…
瞼が重い…
…
俺は、再び眠りについた。
ぽんぽん…
…
ぽんぽん…
何度も…
何度も…
「太輔君のせいじゃない… 」
優しい声で言ってくれる…
そのたびに涙が止めどなく零れ…
胸が苦しくなる…
苦しくて… 苦しくて…
…
「ねぇ、太輔君」
え… ?
…
「もう少し寝た方がいいと思うの」
寝る?
いっぱい寝たのに?
「いえ… これ以上は… 」
「だから、膝枕してあげるね」
…
へ?
ひ… 膝枕… ??
…
膝枕って… あの膝枕?
してもらったことはない… けど…
「ほら、ちょっとあげるわよ」
「え… っ!?」
ぽふっ…
…
うわっ…
や…
柔らかい…
「おばちゃんの膝枕じゃ嫌かもしれないけどね… ふふっ… 」
そんなことは…
…
…
ああ… なんてあったかいんだろう…
耳からじんわり温かい… 同時に背中も優しくさすってくれて…
…
こんなの今まで知らない温かさ…
…
「ふふっ… 男の子もいいわね… 」
お母さんの優しい声…
安堵感に包まれて… 感じてはいけない幸せを感じてしまう。
「眠くなります… 」
…
瞼が重い…
「寝なさい… 」
本当に…
気持ちが良い…
お母さんの膝枕。
初めての膝枕。
…
ぽんぽん…
ぽんぽん…
「… 明日、病院 行くわね?」
病院…
…
「… はい」
…
行きます…
俺は、素直に返事をした。
ぽんぽん…
ぽんぽん…
瞼が重い…
…
俺は、再び眠りについた。