ようこそ!!青蘭高校へ!!
う~ん…
う~ん…
「どうしたらいいのかなぁ~… ??」
机にコチンとおでこを付け、思案中。
「お母さん… 説得できたかなぁ?」
でも、森ちゃん先輩達でも説得できないんじゃ… う~む…
「このままだと本当に病気になっちゃうよ… 」
そんなの嫌だぁ~…
「沙良、みつ先輩たち来た」
え?
「おーい!沙良ちゃ~ん!」
え?え?
「自習はもういいから生徒会の仕事やるよ~!」
へ?もう??
確かにもう授業はこの自由学習だけ…
クラスの皆も好き勝手なことしてる。抜け出してもいいとは思うけど…
「沙良、行こうぜ」
「うん!はーい!今 いきまーーす!」
カバンを持ち先輩たちの元へ。
でも、向かうのは生徒会室じゃなかった。
ガガガガァーーーー… ン。
「うわっ… なんじゃココ… 」
「青蘭の倉庫。イベントの物がココにすべて保管されてるんだ」
へ~…
体育館横にある大きな倉庫には何でも入っていた。
みつ先輩がスイッチを付けるとその規模の大きさがわかった。
「こっち」
??
ギシギシと音を立てながら階段を上り黄色いコンテナがびっしりある所に来た。
「えっと… 森、これとこれ… それとこれを頼む」
「ほいほ~い、廉耶、お前も下ろしてくれ」
高い位置にある5個のコンテナをすべて床に降ろした。
これは一体何??
コンテナには色とりどりの布??
「みつ先輩、これってなんすか?」
廉耶が一枚の布を持ち上げた。
「服?」
「そ!特攻服」
へ!?
「「特攻服!?」」
「うん、特攻服。体育祭でクラスの代表が着るんだよ」
た、体育祭で着るぅ!?これを!?
「代表者… って、俺 嫌な予感するんすけど… 」
「別に嫌な予感じゃないだろうが、自分たちが着るのに」
着る!?
「私が!?」
「やっぱ そうじゃん!!」
マジ!?
「1年は出席番号が1番の奴が代表者なんだよ」
またですか…
出席番号の呪い…
「チーム分けは、1-A、2-A、3-Aが1チーム。クラス2名ずつ計6名」
え?
「A組同士?」
「そう、A組はA組、B組はB組」
A組って…
「か… 神崎先輩… A組だーーーー!!きゃーーーー!!」
「やる!!私!やります!!」
神崎先輩とチームが一緒だなんて嬉しすぎる!!
「A組は何色ですか!?」
…
あれ?
「森ちゃん先輩??」
どうしたの??
急にムッとした顔して??
「あの… ??」
「… 黄色」
へ?
「A組は黄色」
おお!!黄色!!
「黄色ですね!!あ!コレだ!!」
バッと森ちゃん先輩の足元にあるコンテナから黄色の特攻服を出した。
「さ!?沙良!?お前何して… 」
「ちょっと見ないで!!回れ右!!」
3人に回れ右をさせゴソゴソ着替える。
「よし… スカートを引っ張って… 」
しゅるっ…
「できた!!見て!!」
「「「おおおおお!!似合う!!」」」
スカートを脱ぎ捨てるとポーズをとった。
「すげぇ 決まってんじゃん!かっけー!!」
さらに廉耶絶賛。
「でしょう!!これで頑張りますよ!私!神崎先輩の為に!!」
さらにガッツポーズ!!
キメッ!!
「… も… 森… まだ望みはあるから」
ん?
なんか森ちゃん先輩疲れてない??
項垂れちゃった??
ま!いっか!!
「みつ先輩!これ着て帰っていいですか?」
「え?何で??」
いいこと思いついたんです!!
「この勇ましい私を見せてやる!!ウダウダ言ってたらガツンと言ってやる!!」
私は特攻服を着たまま帰った。
う~ん…
「どうしたらいいのかなぁ~… ??」
机にコチンとおでこを付け、思案中。
「お母さん… 説得できたかなぁ?」
でも、森ちゃん先輩達でも説得できないんじゃ… う~む…
「このままだと本当に病気になっちゃうよ… 」
そんなの嫌だぁ~…
「沙良、みつ先輩たち来た」
え?
「おーい!沙良ちゃ~ん!」
え?え?
「自習はもういいから生徒会の仕事やるよ~!」
へ?もう??
確かにもう授業はこの自由学習だけ…
クラスの皆も好き勝手なことしてる。抜け出してもいいとは思うけど…
「沙良、行こうぜ」
「うん!はーい!今 いきまーーす!」
カバンを持ち先輩たちの元へ。
でも、向かうのは生徒会室じゃなかった。
ガガガガァーーーー… ン。
「うわっ… なんじゃココ… 」
「青蘭の倉庫。イベントの物がココにすべて保管されてるんだ」
へ~…
体育館横にある大きな倉庫には何でも入っていた。
みつ先輩がスイッチを付けるとその規模の大きさがわかった。
「こっち」
??
ギシギシと音を立てながら階段を上り黄色いコンテナがびっしりある所に来た。
「えっと… 森、これとこれ… それとこれを頼む」
「ほいほ~い、廉耶、お前も下ろしてくれ」
高い位置にある5個のコンテナをすべて床に降ろした。
これは一体何??
コンテナには色とりどりの布??
「みつ先輩、これってなんすか?」
廉耶が一枚の布を持ち上げた。
「服?」
「そ!特攻服」
へ!?
「「特攻服!?」」
「うん、特攻服。体育祭でクラスの代表が着るんだよ」
た、体育祭で着るぅ!?これを!?
「代表者… って、俺 嫌な予感するんすけど… 」
「別に嫌な予感じゃないだろうが、自分たちが着るのに」
着る!?
「私が!?」
「やっぱ そうじゃん!!」
マジ!?
「1年は出席番号が1番の奴が代表者なんだよ」
またですか…
出席番号の呪い…
「チーム分けは、1-A、2-A、3-Aが1チーム。クラス2名ずつ計6名」
え?
「A組同士?」
「そう、A組はA組、B組はB組」
A組って…
「か… 神崎先輩… A組だーーーー!!きゃーーーー!!」
「やる!!私!やります!!」
神崎先輩とチームが一緒だなんて嬉しすぎる!!
「A組は何色ですか!?」
…
あれ?
「森ちゃん先輩??」
どうしたの??
急にムッとした顔して??
「あの… ??」
「… 黄色」
へ?
「A組は黄色」
おお!!黄色!!
「黄色ですね!!あ!コレだ!!」
バッと森ちゃん先輩の足元にあるコンテナから黄色の特攻服を出した。
「さ!?沙良!?お前何して… 」
「ちょっと見ないで!!回れ右!!」
3人に回れ右をさせゴソゴソ着替える。
「よし… スカートを引っ張って… 」
しゅるっ…
「できた!!見て!!」
「「「おおおおお!!似合う!!」」」
スカートを脱ぎ捨てるとポーズをとった。
「すげぇ 決まってんじゃん!かっけー!!」
さらに廉耶絶賛。
「でしょう!!これで頑張りますよ!私!神崎先輩の為に!!」
さらにガッツポーズ!!
キメッ!!
「… も… 森… まだ望みはあるから」
ん?
なんか森ちゃん先輩疲れてない??
項垂れちゃった??
ま!いっか!!
「みつ先輩!これ着て帰っていいですか?」
「え?何で??」
いいこと思いついたんです!!
「この勇ましい私を見せてやる!!ウダウダ言ってたらガツンと言ってやる!!」
私は特攻服を着たまま帰った。