ようこそ!!青蘭高校へ!!
◆ 太輔・side ◆
夕方…
店が忙しくなる頃。
ダダダダダッ…
足音… ?
「何?誰?」
「藤崎!!見て!!」
!!!!
さ… 沙良…
なんて鮮やかな黄色…
「ねぇ!!似合うでしょう!」
これ…
体育祭用の特攻服だ…
「ねぇ!藤崎ってば!!」
にこにこの嬉しそうな笑顔。
「似合うでしょうってば!!」
似合う…
黄色のメットもそうだけど、沙良は黄色が良く似合う。
まるで ひまわり…
眩しいくらいのひまわりの笑顔。
「なんか言ってよ~!せっかく着て帰ってきたのに~!!」
俺の目の前を得意げな顔でくるくる回った。
「… ウザい。テレビが見えない」
「むっきーーー!!何よ~!!この勇ましい私をウザいですって~~!!」
うわっ!!
怒って向かってきた!!
「わ!逃げろ!!」
「こら!逃げるな!!撤回しろーー!!」
あはは!!
「ウザいものをウザいと言って 何が悪い~!」
テーブルを挟み、追いかけっこ。
やば!!なんか楽しい!!
「何だと~~!!待てーー!!」
「やだよ~!!」
増々ムキになって俺を追い回す沙良。
ドタドタドタ!!
「捕まえられるなら捕まえてみろ~!」
「にゃにおぅ~~!!」
!?
「沙良!気をつけ… 」
「え… ?ひゃ… !?」
ガッ!!
危ない!!
「沙良!!」
ドサッ…
…
「あ… ぶねぇ… 裾長いんだから気を付けろよ… 」
間一髪、腕を引っ張り自分に引き寄せた。
もう少しで 転んでケガするところだった…
ケガをしなかったことにほっとした。
「うん、ごめん、ありがと… 」
助けた沙良が胸の中にいる…
俺の胸の中に…
「藤崎… ?」
ぎゅっ…
俺は、なぜか離せず そのまま抱きしめた。
夕方…
店が忙しくなる頃。
ダダダダダッ…
足音… ?
「何?誰?」
「藤崎!!見て!!」
!!!!
さ… 沙良…
なんて鮮やかな黄色…
「ねぇ!!似合うでしょう!」
これ…
体育祭用の特攻服だ…
「ねぇ!藤崎ってば!!」
にこにこの嬉しそうな笑顔。
「似合うでしょうってば!!」
似合う…
黄色のメットもそうだけど、沙良は黄色が良く似合う。
まるで ひまわり…
眩しいくらいのひまわりの笑顔。
「なんか言ってよ~!せっかく着て帰ってきたのに~!!」
俺の目の前を得意げな顔でくるくる回った。
「… ウザい。テレビが見えない」
「むっきーーー!!何よ~!!この勇ましい私をウザいですって~~!!」
うわっ!!
怒って向かってきた!!
「わ!逃げろ!!」
「こら!逃げるな!!撤回しろーー!!」
あはは!!
「ウザいものをウザいと言って 何が悪い~!」
テーブルを挟み、追いかけっこ。
やば!!なんか楽しい!!
「何だと~~!!待てーー!!」
「やだよ~!!」
増々ムキになって俺を追い回す沙良。
ドタドタドタ!!
「捕まえられるなら捕まえてみろ~!」
「にゃにおぅ~~!!」
!?
「沙良!気をつけ… 」
「え… ?ひゃ… !?」
ガッ!!
危ない!!
「沙良!!」
ドサッ…
…
「あ… ぶねぇ… 裾長いんだから気を付けろよ… 」
間一髪、腕を引っ張り自分に引き寄せた。
もう少しで 転んでケガするところだった…
ケガをしなかったことにほっとした。
「うん、ごめん、ありがと… 」
助けた沙良が胸の中にいる…
俺の胸の中に…
「藤崎… ?」
ぎゅっ…
俺は、なぜか離せず そのまま抱きしめた。